副乳切除

こんな方へおすすめ

• 乳房の横、わきの下にふくらみがある方

副乳切除術とは

副乳とは、本来の乳房以外に乳腺が存在する状態の事を言います。本来、哺乳類は、左右に１列ずつ、複数の乳房がありますが、人間は進化の過程で退化し、左右１つずつの乳房があります。ですが、稀に、退化してなくなった乳房が、わきの下辺りに生まれつき存在する方がいます。ふくらみがなくても、イボのような乳首が存在する方もいます。

美容的な問題もありますが、運動時に擦れて邪魔になったり、妊娠して授乳の際には痛みや熱感が出る方もいらっしゃいます。授乳時期の手術はリスクが高いので、早めの治療をお勧めします。

治療について

所要時間	１～２時間
麻酔	局所麻酔 or 静脈麻酔
シャワー・入浴・洗髪	腰から下のシャワー浴は当日より可。入浴は抜糸後より可。
経過・来院など	抜糸は約１週間後。
起こりうる事	出血・血腫：丁寧に止血しながら行いますが、出血の程度によっては、術後、血腫（血のかたまり）ができることがあります。少量の場合は経過観察でいいですが、多量の場合は血腫除去術が必要になります。