腋窩多汗症ボトックス

腋窩ボトックスとは

ボトックス注入（脇）は皮下にある一定の深さの組織に注入し、２～３日後より徐々に効果が表れます。
治療の効果には個人差がありますが、４～６ヶ月くらい持続します。

汗は体温調節を行っています。体温が上がると汗が出て、汗の気化熱で体温を下げます。必要以上に汗が出て皮膚の表面が汗で濡れてしまう状態を多汗症といいます。

原因になる病気があって多汗が生じる続発性多汗症と、とくに病気がなく健康な人に発生する原発性多汗症とがあります。さらに、多汗部位が全身に広がっている全身性多汗症と、体の一部で発汗が増えている限局性多汗症とがあります。

ボトックス（ボツリヌス製剤）が作るたんぱく質が自律神に作用することでアセチルコリンとゆう神経物質を抑制し、汗を発する元になるエクリン汗腺の働きを抑えることができます。エクリン汗腺からの発汗を抑制する為汗による臭いの拡散や菌の繁殖も抑え臭いの軽減にも繋がります。

熱に弱い性質な為、激しい運動や温泉、サウナ、飲酒などの体温が上がる行為は避けて下さい。

所要時間	３０分程度
麻酔	希望により麻酔クリームの使用も可能
シャワー・入浴・洗髪	当日から可能
経過・ダウンタイム	ダウンタイムはほぼありませんが、患部が少し膨らんだり内出血が出る場合があります。４～６ヶ月程度の効果
起こりうる事	腫れや赤み、内出血、筋肉痛や倦怠感